「オーディション参加者の90%が誤解」審査員が明かす、最も重要なポイントとは!?

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「オーディション参加者の90%が誤解」審査員が明かす、最も重要なポイントとは!?

【インタビュー】黒須チヒロ・MISIAや深田恭子など数々の著名タレントへの楽曲提供やプロデュースに携わり、オーディションの審査員としても、多数の芸能人を発掘。当サイトCasting Boardプロデューサー。デビューを目指す新人タレントに向けたアドバイスを綴ります。

 


―― そもそも芸能人ってどれくらいの人数がいらっしゃるんですか?

黒須: 日本のエンタメ業界でプロとして活動する俳優さん、女優さんはおよそ10,000人とも言われております。その中でテレビや映画、舞台などでよくお目にかかる有名俳優、女優さんはほんの数パーセントです。

―― その数パーセントに入るにはどうしたらよいのでしょうか。

黒須: 才能、努力、運などいろんなことを言われますが、俳優、女優というのは単なる憧れの対象ではなく、れっきとした仕事、職業なんです。ただ他の職種の様に入社試験をパスすれば社員として雇われて給料がもらえるわけではなく、オーディションだったりスカウトだったり紹介だったり、まずはきっかけを手にして、そこに才能や努力、運などが作用して、活躍の場が広がっていったりするわけです。

―― なるほど、例えばスカウトを期待して街に繰り出すとか?

黒須: 「スカウト」はあちら任せなのであまり現実的ではありません。渋谷や原宿あたりをうろうろしていれば声をかけられるのでは?というお話を時々耳にしますが、スカウトで声をかけてくる相手が必ずしも安心できる大手プロダクションのマネージャーとは限りません。紹介についても自分の魅力を100%理解していただける相手や活躍出来る環境に繋がる保証はありません。

―― となるとオーディション?

黒須: いわゆる新人発掘オーディションのようにオーディションを、プロダクションなどの主催者が広く才能を募集するために開催する場合と、映画や舞台のキャストを限定的に探す場合の2通りが主となりますが、大雑把に言えば、前者はこれから育てながら売り出してゆく手垢の付いてないフレッシュな人材、後者は監督や演出家などのメガネにかなう即戦力の役者。どちらにしろここで必要不可欠なのは、なんといっても審査する側に選びとってもらう魅力です。

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